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3月2日 かかりつけの猫専門病院(A病院)受診
病理組織検査報告書持参。

発熱なし。
口腔内診察。先生が右歯肉に出来た腫瘤を見て驚く。前回受診した1月12日には無かったものだ。
この日、歯や骨の溶解がないか、前回と比較も兼ねて頭部レントゲンを撮影。
結果は変化なし。

ここで、病理検査の報告書を転記する。

組織所見:歯肉送付組織は変性しています。観察可能な領域では非上皮性細胞の増生が見られます。
これらの細胞は紡錘形や類円形を呈し、繊維芽細胞に類似性があります。
異形成中等度であり、核分裂像は散見されます。核分裂指数(10視野合計)は9です。
これらの細胞は流れるような模様や交錯模様等を形成しながら充実性に増殖しています。
明らかな基質の産生は認められません。
腫瘤内部には広範囲な水腫が生じており、好中球は中程度浸潤しています。新生血管も散見されます。
本標本上、脈管内浸潤像は認められません。
鼻腔送付組織は鼻甲介が採取されています。鼻腺内腔には粘液が貯留しています。
また繊維素の析出や好中球浸潤が中程度認められます。マクロファージの集簇も認められます。
本標本上、腫瘍性変化は認められません。

コメント:歯肉組織は上記のような間葉系細胞の増殖からなります。悪性メラノーマ等の可能性も考慮し、
Melan A抗体を用いた免疫染色を実施しましたが陰性でした。
しかしながら新生肉芽組織も鑑別に挙がります。小さく変性を伴った組織であり、
腫瘍性病変炎症性病変か判断が非常に困難です。
歯肉増生部分の形状は腫瘤状でしょうか?それとも境界不明瞭な膨隆状の病変でしょうか?
鼻腔内組織は上記のような炎症所見からなります。ブロックの深さを変えて15断面標本を作製しましたが
腫瘍性病変は認められませんでした。・・・以下略



猫先生はこの報告書を読んで、
読影した医師は、鼻腔内の組織よりも歯肉腫瘤の組織に、より関心を示していると感じる。

なるほどと思った。
確かに専門用語がつらつら並ぶ中でも分かる。この内容って歯茎の出来物メインだなと。
ただ、鼻の腫瘍に意識が向いていたこと、
鼻に関してはわりとはっきり腫瘍性病変ではないと断定している点、
そして一番大きいのが、
B病院での担当医が、歯肉についてわりと軽くスルーしていたこと。

そこに私自身の、無意識にネガティブなものは排除したいという気持ちが重なってしまった。

私にも分かるように専門用語をくだいて説明してもらったところ、読めば読むほど
この主観を混じえない文面で、歯肉組織については黄色信号を出している事が伝わってきた。
コメント欄でも、歯肉組織についてはどっちつかずのグレーを示す内容ではあるものの、
白に近いのか黒に近いのか、取りようによって全く意味が違うものになってしまうんだなあと思った。

猫先生の見立てだと、最悪、口腔内の腫瘍かもしれない。
いい方向に考えれば、歯根膿瘍や歯根炎など。
もし、口腔内の腫瘍だった場合、この病理検査結果の内容から(多分、細胞の種類とか)
リンパ腫などの、一般的に抗がん剤が効くと言われるガンではなく、
ガンの分類としては‘やっかいな方’になるだろうと。(扁平上皮癌のことかな)

この場合、治療の第一選択は放射線治療である。

放射線治療については、鼻の腫瘍を疑った時点である程度は調べていた。
まだ疑惑の段階だったが、どこまでするか、どこまで出来るか。については散々夫婦で話し合っていた。

放射線治療は実際問題かなり高額な費用がかかる。
恥ずかしながら我が家にとっては実現性は低い治療法だと言わざるを得ない。

ショコラのためならいくらかかってもいい!なんでもする!
と言えない現実に泣きたくなるものの、出来る範囲で、出来る限りの事はやろうと思う。



B病院には、元のかかりつけの病院で診てもらうことにしたと、電話で伝えた。



3月4日 A病院再診
発熱なし。
まずは歯肉の腫瘤について探ろうということで、抜歯を決意。
もしくしゃみの原因が歯根炎などであれば、原因となっている歯を抜けば治る。
歯肉をめくって、腫瘤のさらに奥を調べ、そのあたりの組織についても病理検査することにした。

抜歯する歯は、右上奥の臼歯2本とさらにその奥の小さな歯の合計3本。
腫瘤はちょうどこの2本の臼歯の外側をまたぐ感じで出来ている。
あと、念のため全ての歯について調べて異常のある歯は抜歯する。
せっかくなので、歯石も綺麗に取ってもらう。
(針金のようなものを歯と歯茎の間に突き刺して、ぐらつきなどを調べるそうだ)


CTの時と違い、麻酔時間は長く深くなるため術前検査を念入りに行う。
術前検査
胸部レントゲン:異常なし。心臓の大きさも正常。
採血:CPK=514。骨が溶けていたり、筋肉が壊れると上がるが、打撲などでも上昇。
心電図:特に異常は見られず。
心エコー:心臓の厚さ正常。3.6mm

抜歯前日まで、B病院で処方されたものとはまた別の抗生剤を3日分処方される。



すみません。まだ続きます。



2013.03.07 | ショコラ |
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